鼻骨形成術とは
ワシ鼻(HumpNose)や全体に太い鼻を細くしたい方には鼻骨形成術が必要となる場合があります。
鼻の形態は大きく分けると、上方1/2は骨(鼻骨)により支えられており、下方1/2は軟骨(鼻翼軟骨・外側鼻軟骨・鼻中隔軟骨)により形づくられています。
したがって、太い鼻・大きなつくりの鼻を細く小さな鼻にしたいといった場合、鼻尖・鼻翼部においては軟骨・軟部組織の形成術(鼻尖形成術・鼻翼縮小術)を、また鼻根部においては鼻骨形成術(鼻骨骨切り術)を行うことにより、トータルに鼻のシェイプを整えることができます。
鼻骨骨切り術を動画で解説
鼻骨骨切り術(鼻骨幅縮小術)の術式
鼻骨形成術は「経皮アプローチ(皮膚の小切開)」または「鼻腔内アプローチ」で行い、顔に大きな傷を残しません。術後は1週間程度の軽固定を行います。
経皮アプローチ
眼窩下縁に4mm程度の小切開を行い、切開口より幅3mmの専用ノミを用いて、あらかじめシミュレーションした骨切りラインに沿って骨切りします。
経皮法では、骨膜と骨の剥離が最小限で骨切りできるため、移動させた骨片の安定性に優れます。
鼻腔内アプローチ
鼻腔内梨状孔縁外側に5mm程度の切開を行い、骨膜を剥離し、専用ノミで骨切りを行います。鼻腔内アプローチは、骨膜を広く剥離するため骨片が不安定になります。良い結果が得られないことがあることから、当院では経皮アプローチの術式をおすすめしています。
鼻骨骨切り術(鼻骨幅縮小術)はこんなあなたにオススメ
- 鼻筋を細くしたい方
- 太い鼻がコンプレックスの方
- 幅の広い鼻がコンプレックスの方
- 鼻筋が通った印象にしたい方
鼻骨骨切り術(鼻骨幅縮小術)の特徴
特徴 その1大きな傷が残らない
皮膚の小切開によりアプローチするので大きな傷が残らない
特徴 その2顎顔面外科の専門医が執刀
大学病院の骨切り専門医が行う高度で安全な手術
鷲鼻(わし鼻)、段鼻がコンプレックスの方、鼻筋の段差をなくしたい方は、鼻骨骨切り術の鷲鼻修正(hump切除)が適応となります。
鼻骨骨切り術(鷲鼻修正)の術式
鼻骨形成術は「hump切除」を行います。顔に大きな傷を残しません。術後は1週間程度の軽固定を行います。
鼻骨骨切り術(鷲鼻修正)はこんなあなたにオススメ
- 鷲鼻(わし鼻)がコンプレックスの方
- 段鼻がコンプレックスの方
- 横から見ると鼻の中央が出っ張っている方
鼻骨骨切り術(鷲鼻修正)の特徴
特徴 その1大きな傷が残らない
皮膚の小切開によりアプローチするので大きな傷が残らない
特徴 その2専門医が執刀
実績豊富な輪郭形成専門医