上下セットバックはこんなあなたにオススメ
- 口元全体の盛り上がり（口ゴボ）を改善したい
- くちばしのような口元を改善したい
- きれいなEライン（横顔）にしたい
上下セットバックの特徴
特徴 その1傷跡の心配なし
口腔内からのアプローチで傷跡が分からない
特徴 その2輪郭形成の専門医が執刀
大学病院の骨切り専門医が行う高度で安全な手術
特徴 その3短期間で理想の口元に
長期間に渡る治療が不要
【諸富Dr.が解説】輪郭形成
上下セットバックとは
上下セットバックは上下顎分節骨切り術とも呼び、口元が前に出っ張っている状態を改善する輪郭形成手術です。
口元全体が盛り上がっているいわゆる口ゴボの場合、唇自体の位置異常も考えられますが、ほとんどは歯を含む骨格の問題で全体が前に出てしまっています。
このような状態を改善する手術の選択肢としては、上下顎骨切り手術や歯科矯正のみというのも一つの方法ですが、前歯を含む骨格だけを操作して改善する方法があります。これが上下セットバック術になります。
上下セットバックの術式
できたスペースに骨を移動させる、いわゆる「セットバック」を行うことで前歯部の前方への突出が改善します。
下顎も同様に4番目の歯（左右第一臼歯）と歯の下にある歯茎の骨を削ります。これに水平方向の骨切を行い、前歯部6本の歯を後方にセットバックします。
上顎と下顎の両方で行うことにより、口元全体の前方への突出が改善され、きれいなEライン（横顔）が実現できます。
上下顎分節骨切り術式イメージ
『3D-CT』を駆使した、立体画像から理想の輪郭を作り出します
恵聖会クリニックの輪郭形成は、骨切り専門医である諸富医師（大阪公立大学医学部附属病院 形成外科 准教授）が執刀します。
当院に導入された3D-CTによる手術シミュレーションを行い、患者様の実際の頭蓋骨をほぼ正確に表現することで立体画像から理想のフェイスラインを作り出すことができます。
輪郭形成のスペシャリストとして輪郭のトータルバランスをしっかりと考えたご提案をし、患者様の希望を叶えます。
形成外科手技を軸とした安全な方法と3D-CTを駆使したさらにより安全な施術がご提供できます。
3D-CTによる立体画像
3Dプリンターで出力した実体モデル
3D-CT
手術風景
『超音波カッター』を用いたより確かで安全な輪郭形成を実現
当院では超音波カッターを用いた骨削りを行える環境を整備し、より確かで安全な輪郭形成を可能にしています。
血管や神経を傷付けずに骨切りが可能に
超音波カッターは、固い骨の組織に反応しますが、血管や神経、皮膚といった柔らかい組織には反応しないため、組織を損傷することがありません。
これにより、削る骨の周辺にある血管や神経を傷付けずに骨切りを行うことができます。
超音波カッター『ソノペット』はより正確な骨切削が可能に
『ソノペット』は先端技術のLT振動を用いた超音波カッター、より効果的かつ正確な骨切削が可能となります。1秒あたり25,000回の振動で組織を破砕吸引します。
破砕・吸引・送水を同時に行う
ソノペットは1本のハンドピースで破砕・吸引・送水を同時に行います。
チップの先端から液体や組織を吸引除去するため、狭い術野に対して効果を発揮します。
独自技術のLT振動の採用
独自技術であるLT振動（Longitudinal-Torsional）は、従来の縦振動にねじり振動が加わることで、より効果的な骨切削を実現しました。
骨切削の目的によりチップ先端を選択
神経・血管の近傍で高い安全性を発揮
LT振動は非回転の往復運動のため、巻き込みなどが発生することなく骨を切削することができます。また、送水機能で水を冷却しながら使用するため、熱に対しての安全性もあります。